小山 佳延

今回は「RUSH CUP」の松島さんをご紹介させて頂きます。 CCMCも一部サポートさせて頂いております「鈴鹿3時間耐久RUSH祭り! 」等楽しい企画でサーキットの楽しさを皆さんと共有されている本当の車好きです。
そのノリは流石関西人って感じで「人生楽しまなきゃ!!」って先生を見ていると痛感いたします。今回は先生自ら原稿を頂きました。 *ポインタを合わせて現れる写真が本当の先生の姿かも(笑)!!
               TEAM 930 RUSH  http://www.930rush.com

<<松島 豊>>
※ 写真にポインタを合わせて下さい。
松島さん

ポルシェにお乗りの方なら、RUSH CUPという名前は、聞いた事ある人もおられると思います。そのRUSH CUPを主催している、「TEAM 930RUSHの松島さん」として、ご存知の方もおられるようですが、本業は医師として仕事をさせていただいています。車に関しては、ズブのシロートです。

プロフィールですが、平成2年、愛知医科大学を卒業しています。研修医として、静岡県袋井市民病院に約2年勤務。その後、平成4年に大阪大学医学部脳神経外科に就職、関西各所の病院を脳神経外科医として約13年、年間80~150件の頭部手術をこなしてまいりました。40歳代を迎えた、平成17年には、神戸のはずれに、まつしまクリニックを開業いたしました。そんな私が、なぜモータースポーツなのか、RUSH CUPって、何なのか。と言う話です。

モータースポーツを始めたのは、私が30歳になった頃です。(13年前)きっかけは、仕事の気分転換にと購入した、ポルシェスピードスターとの出合いでした。初めて買ったスポーツカーで、サーキット走行を経験した事をきっかけに、走る事に目覚めてしまったのです。暇さえあったらサーキットに向かい、走行枠があるかぎり、走っていました。そうこうしている内に、自信も付いてきた2000年には、公式レース参戦を決意。TEAM DENNENS RUSH を結成しました。オープンカーでの参戦は認められておらず、高級なレース車両が買えるほどの経済力も無かったので、当時としても旧式な930タイプをレースマシンに選ぶと言う、苦に苦の選択で、レースデビューを果たしました。劣勢車両での挑戦!これは、かえって新鮮だったのかもしれません。この頃には、メディアへの露出の話が舞い込んだり、一緒に練習する仲間ができたりと、流れが出来つつあったのです。仲間内で走行枠内を使って競争しよう!と始まったのが、RUSH CUPなんです。

最初のRUSH CUPは、ポルシェクラブDENNENSのクラブイベントとして開催されました。その後1年間は、レース活動に専念したため、開催されませんでしたが、2002年からは、我々の経験を活かした、レース形式というスタイルを取り入れ、再開しました。当時はポルシェワンメイクレースと言うのが、あまり無かったので、受付開始後1週間で枠が埋まり、エントリーを制限するほどの人気がありました。当時の勢いこそ無いものの、おかげさまで、今年で7周年、20回目の開催を迎える事が出来ました。2005年には、レース形式を禁止している鈴鹿サーキットを口説き落として、練りに、練った案を実現した、革命的走行会「鈴鹿3時間耐久RUSH祭り!」を開催。以降3年間、このイベントだけで毎年100台近くのエントラントにご参加いただき、ファンを増やしてまいりました。2006年には、ドライバーから、メカニックまですべてをRUSH CUPの仲間だけで、全日本スポーツカー耐久選手権(JAPAN LEMANS CHALLENGE)に出場という、新たな領域への挑戦を企画。プロの活躍するレースシーンにおいて、6時間を戦い抜き、まさかの優勝を勝ち取り、シリーズ第2位を獲得すると言う結果を残す事も出来ました。この頃には、熱血プライベーター!と言われる様にもなっていました。

スポーツカーで走る事は、車好きの人には、とても楽しい事です。車を運転すると言う自己満足で終わるのではなく、モータースポーツと言われる領域まで引き上げて、アスリートとして、大人の遊びを模索して欲しいと考えています。スポーツには、感動があります。真のアスリートの背後には、必ず隠れた努力があり、挫折があり、熱い情熱があると信じています。一生懸命練習して、その成果を発表する。それくらい気合の入った遊びが、きっと楽しいのだと思います。私は、人を感動させる裏にある努力、それを思うと、拍手せずにはいられないのです。RUSH CUPは、そんな大人の遊び場をご提供させていただきます。今しかできない挑戦だと、思っています。